星合に恋う
「星合に恋う」の内容・特徴
遠距離恋愛中のカップルが七夕に再会し、互いの寂しさを言葉にして心の距離を縮めるまでを描いた純愛作品。付き合って約1年、24歳の会社員・結城昂大は北海道へ転勤となり、21歳の大学生の彼女とは東京と北海道で離れて暮らしている。昂大は明るくポジティブで彼女を笑顔にするのが好きな青年で、彼女は大人しいが芯が強く、寂しさを隠してしまう性格。互いに相手を気遣うあまり本音を言えないまま3か月が過ぎ、昂大の東京出張に合わせて七夕デートをすることになる。
作品は7月6日夜の電話から始まり、眠いのに電話を切りたくない彼女が寝落ちした後、昂大が普段言えない「寂しい」という本音を寝ている彼女にそっと囁く。翌7月7日、3か月ぶりに再会した昂大は喜びをあらわにし、買い物やプラネタリウムで七夕の物語に自分たちを重ねて過ごす。天候が悪く織姫と彦星のように会えなくなるのではと不安になる場面もある。
夜、昂大は「ずっと我慢していた君を甘やかしてあげたい」と彼女を求め、会えなかった時間を埋めるように優しくも切実に肌を重ねる。彼女の方が積極的に昂大を求める場面もあり、昂大は彼女のペースに合わせながら「離れたくない」「もっと一緒にいたい」と甘えを見せる。行為は恋人同士の愛情表現として描かれ、激しさより優しさと切なさが前面に出ている。
翌8日の電話では、離れているからこそ言葉で伝える大切さに気づいた昂大が、改めて彼女に「寂しい」という気持ちを伝える。互いの本音を言葉にしたことで以前より心の距離が近づいたことが示され、遠距離恋愛の寂しさと再会の喜び、そして言葉にして想いを確かめ合う過程が丁寧に描かれている。昂大は三橋渡による優しく自然な演技で、日常会話の穏やかさから情事の切実さまで声のトーンで感情の変化が表現されている。
サークルcocoalacarteCV三橋渡




















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